あるぱか
この記事を読んでいる人の中にも、『ワーホリに行きたいけど、語学学校行けるほどお金ないし、だったらムリかなあ…』と諦め節の人へ朗報です。
語学学校は行かなくても、全く問題ありません、むしろ語学学校で得られることは全て別の方法で補うことができます。
目次
みんなが思う語学学校へ行くメリット
ネットで検索したり、エージェントやワーホリ経験者に相談すると、『ワーホリ行くときには語学学校に数カ月行くべき!』と必ず言われると思います。
どんなうたい文句で語学学校を勧められるかというと…
- 英語が全くできないと困るよ、3ヵ月いくとだいぶ英語になれるよ
- 仕事を始めるまで学校に行くことで生活に慣れることができるよ
- いろいろな国籍の友達ができるよ
- 人脈が出来るからいろいろ教えてもらえるよ
あるぱか
語学学校をごり押しされる理由
その理由は、ネットではエージェントにお客さんを流すと、広告料がもらえたり、エージェントは、学生を流すと、紹介料がもらえるからです。
いい思い出になる?ならない?というと、それはいい思い出になるからです。学校へ行く事の利点を他のもので代用して手に入れられるか、といい思い出になるかならないか、はまた別問題で、もちろん語学学校に行けばほどんどの人が楽しい思い出を持って卒業することになります。
だから、どうだった?と聞けば、『楽しかったよ!絶対行ったほうが良いよ!』という答えが返ってくるのです。
そもそもそんなに語学学校で英語の底上げできるの?
一言でいうと、英語に慣れはしますがそんなに話せるようにはなりません。
お前の学習能力が低いだけなんじゃないのか!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが(もちろんそれもあるんですが)語学学校の授業内容は、特に日本人にはあまり利点がないシステムなんです。
グループレッスン
まずは、グループレッスンである事です。発言のチャンスがあっても、相当な勢いと度胸で発言していかないと、その場は全て自己主張が得意な他国の人たちに取られていきます。
なので、1日の授業で1回も発言もしなかったなんてこともよくありました。
授業の内容自体はだいぶ初歩的な文法
日本人は、英語は口からでては来ませんが、授業でしっかりと文法の学習はしています。
というのも、日本の外にはsheとheの違いも分からないなんて人も沢山いるんです。しかし、彼らは『言ってみよう』精神がとても強いうえ、特にヨーロッパ圏の言語は英語と同じような単語が沢山あり、母国語で単語を言ってみても伝わるなんてこともあります。なんて言えばいいのかな…と口から出ない日本人よりもコミュニケーションが成り立つんです。
基本的にクラス分けは、文法テストの点数と、スピーキングリスニングのテストの総合点でされるので、文法は知っているけど話せない日本人や韓国人と、文法はめちゃめちゃだけど話せるヨーロピアンや南米人みたいなクラスが出来上がるのです。
そうすると授業で学ぶ文法は本当に中学校1年生のようなレベルの文法をならうことになります。学校で、なにかネイティブしか教えてもらえない事を教わるというかんじではありません。
あるぱか
語学学校と同等もしくはそれ以上の学びの場『ホステル』
あるぱか
ホステルってなに?

Booking.comより/ブリスベンのホステル【Base Brisbane uptown】
お金を節約したい、若者たちがよく利用していて、シャワーやキッチンなどは共有で、一部屋に多くて8人くらいが泊まれるような2段ベッドが収容された部屋がいくつもあるような宿泊施設です。
あるぱか
1泊1000円~1500円ととってもリーズナブルでだいたいどこの宿も、1週間以上滞在すると、1泊料金から、1週間の料金に変更され、すこし割引されるよ!
ホステルでも人脈はできる
語学学校では人脈が出来ると言われます。それはなぜかというと、クラスという枠組みを作られることで仲間意識ができ、必然的に仲良くなれるからです。
しかし、ホステルでも枠組みはでき、むしろ語学学校より濃い関係が出来る枠組みです。それは何かというと部屋です。
もちろん数泊で出ていく人も多いので、学校よりも回転は速いですが、長期滞在の人も沢山いますし、部屋が一緒だとグッと距離が縮まり仲良くなります。
また、キッチンやリビングなどの共有スペースで時間を過ごしていると、そこには必ず長期滞在の人もいて、顔見知りになります。そして絶対に話しかけられます。
あるぱか
英語の勉強もしたい
海外の語学学校でよく使われる教材を2冊紹介します。語学学校にいってもこの類の参考書を1冊(大体3ヵ月で)終わったら次のクラスというシステムが多いので、この教材を1冊やり切れば、語学学校で3ヵ月終えるのと同じです。分からない事があれば、勇気を出してルームメイトや、共有ルームにいる人に声をかけて聞いてみましょう。仲良くなるきっかけにもなります。
文法をいかに会話の中で使うか、という事に特化した参考書で、知っている英語を使える英語にすることが出来ます。すぐ使える英語が身につく優秀なEnglish Grammae in Useシリーズです。


ホステルにいる人はフレンドリーな人が多い
ホステルにいる人はフレンドリーな人が多いので友達になりやすいです。
というのも、語学学校は、学校の長期休暇の間に親に言われて英語を学びに来たお金持ちのティーンエイジャーなども沢山います。彼らはこの国の文化や国際交流をしたい!と思ってきているわけではないので、あまりオープンではなく、むしろ冷たい事もあります。
しかし、ホステルのような安宿に泊まる人は旅慣れしている=国際交流や他人と交流するのが好きな人がほとんどです。そういう人たちとは本当に友達になりやすいです。
それでもホステルで誰かと話す勇気がでない…
そんな時は、MeetupやHelloTalkいうアプリを使ってみましょう。
Meetupでは、近所で行われている個人的に開催されたイベントやグループに参加することが出来ます。英語の勉強会なんてグループやイベントもよくありますし、山登りやサイクリングなど、アクティビティ的なイベントも沢山あります。
HelloTalk は日本語学習中の英語話者と英語学習中の日本語話者をつなぎ合わせてくれます。個人的なやりとりもできますし、近くにいる人も分かるので、ここでカフェで落ち合う約束をしたりすることも出来ます。(心配なときは自分の滞在先から少し離れた人の多いカフェで会うといいです。)
ワーキングホステルという奥の手
もしもあなたが、オーストラリアに行こうとするのであれば、ワーキングホステルという場所があります。
ワーキングホステルとは
ホステルと様式はほとんど同じなのですが、ホステルよりもすこし高い代わりに、仕事を斡旋してくれます。仕事と言っても基本的にはファームジョブです。
英語が出来なくても、向こうから仕事を持ってきてくれますし、ホステルとか違いみんなが長期滞在なので絶対に友達ができます。
ただ、男女ぐちゃぐちゃな部屋に入れられる事も多く、男の子ばかりの部屋に入った時にはこんな感じになる事も…
でも、一緒に住んで一緒に農作業というしんどい仕事をする事で恐ろしく団結しめちゃめちゃ仲良くなります。
本当に行くだけ!ワーキングホステル
ワーキングホステルはみんなが農作業をしていますし、ホテルではないので部屋に清掃が入るわけではなく自分たちでしなければいけないので、めちゃめちゃ汚い事もあります。また、仕事がもらえるまでに少し待たされることもあります。
ただ、行くだけで英語環境・友達・仕事すべてが完結するんです。
あるぱか
さいごに
語学学校は行かずに、ホステルもしくはワーキングホステルで数カ月ワーホリ生活の準備運動をする!の一択!