あるぱか
- ラケットを振るタイミングが悪い
- 手首のスナップがうまく効かせられてない
- 強く力みすぎている
このどれが原因か分からないまま、ひたすらボールを打つ練習をしても上達には時間がかかってしまいます。
英語のリスニングもこれと同じです。聞き取れない原因をしっかり理解して、最短ルートでリスニングを伸ばしましょう。
目次
英語が聞き取れない原因
英語が聞き取れない原因は大きく3つあります。
- 最低限の英語の知識がない(中学生レベル)
- 英語の瞬発力が低い
- 聞く量が足りていない
あるぱか
▶具体的な目安になるのはこちらの参考書
この参考書が7、8割理解出来たら知識は十分、日常会話が理解できるレベルになっています。
日本人の多くは、聞き取るには十分な英語の知識を持っています。じゃあどうして聞き取れないのか、と言うことを「英語を聞き取るメカニズム」から解説をしていきます。
英語を聞きとるということ
英語が聞き取れない原因を詳しく解説する前に、「英語を聞き取るということ」はそもそもどういう事なのかを解説します。
相手の話すペースに合わせて、この4ステップを脳内でこなす事で「英語を聞きとる」ことができます。
あるぱか
聞こえた英語を言葉として認識出来ない理由
聞こえた英語が言葉として認識できない理由は、聞く量が足りていないからです。どう言うことか、外国人の目線に立ってみると分かりやすいと思います。
例えば「Helloは、こんにちは」と覚えていても、私たちが言う「こんにちは」を厳密に文字に起こすと「んちわ。」「こんちわー。」「んにちわ。」と正しく「こ ん に ち は」と発音しない人が多いです。
しかし、日本語を学び始めの人は、ンチワと言う音として聞き取れただけで「こんにちは」には繋がりません。そんな日本語を学んでいる人にこう聞かれたとします。
答えは一つ、「聞き慣れるしかないですね。」ってなりますよね。
英語もそれと同じで、聞こえた音を言葉として認識出来ないのは、ひたすら聞いて慣れるしかないんです。
あるぱか
英語の知識を引き出してくるのが難しい理由
英語の知識を引き出してくるのが難しい理由は英語の瞬発力の低さです。
例えばこんな経験ないですか?リスニングをして全く意味が分からなかったのに、文章で書かれたものを見るとなんとなく意味が分かったりする。
これは完全に瞬発力不足です。英語の知識はあるから、時間をかければ理解できるけど、人が話すペースでは思い出せない、思い出すのに時間がかかっている状態です。
あるぱか
瞬発力を上げる方法
英語を思い出すスピードを速くする方法は、英語の知識をしっかり脳に定着させることです。
例えばバイトを始めた時。最初は教わったことを思い出しながらだったり、マニュアル片手に仕事をするから時間がかかります。しかし、仕事の流れが脳に定着してくると、スピードも上がって速く仕事ができるようになりますよね。それと同じことが英語でも起こります。
あるぱか
なにごともそうですが、何度も思い出すと言う行為が一番脳に定着する学習です。
この参考書は短い日本語の文章を英語に直すという訓練をする参考書で、日本語を英語に直すときに、単語や文法を思い出しながら文章を作ります。この訓練を繰り返し行うことで、うっすら知っている知識がしっかり脳に定着して、速いスピードで思い出せるようになります。
あるぱか
聞き慣れる前に瞬発力をあげるのが先
あるぱか
英語の瞬発力が上がってない状態で英語をたくさん聞いても、あまり意味がないんです。
瞬発力がないと1つ1つの単語の意味や文法の意味を思い出すのに時間がかかります。そうすると「思い出す」という動作をはじめてしまった瞬間に相手の話を見失うことになります。
思い出すことに集中して話を見失った時点でそれ以上英語を聞いていないので、リスニングをしているようで、していません。人が話すスピードに合わせて英語を思い出せるようになった時が、英語をたくさん聞き始める絶好のタイミングという事なんです。それまではひたすらに話す、アウトプットすることに力を入れて学習していきましょう。
あるぱか
聞き取れないのは英語に向いてないからじゃない。
英語があまりにも聞き取れないと「やっぱり私に英語はムリだ…。」と思って諦めてしまいがちです。しかし、この記事を最後まで読めば分かる通り、リスニングはスピーキング・リーディーング・ライティングと比べても断トツに難しい分野です。
そして、映画・ドラマ、洋楽、youtubeのように、手軽に手を出せる教材が多くある分野でもあります。手軽に手を出せる=一番に手を出してしまいがちですが、一番難しいので英語初心者にこなせるわけがありません。
まずは一歩一歩自分の課題をこなしていくことで、「英語が話せる」に近づきます。
この記事を参考に、自分がどうして英語が聞き取れていないのかを考えてみて正しい学習法で、学習を進めて行きましょう。