こんにちは、あるぱかです。
英語が大の苦手だったのに克服した方法や、海外生活について発信しています。
私はよく言えば順応性があるし、悪く言えば影響されやすい。
— あるぱか|人生ずっと旅していたい人 (@alpacapaca13) April 20, 2021
フィリピン6ヶ月目でこの現地人感をかもしだせるわたし。
フィリピン人に『日本人がこんなに色黒くなるなんて知らなかった』と新たな発見を与えた。 pic.twitter.com/2pATUCyQnp
私も実際1年弱フィリピンに住んでいたので、その経験から、フィリピン人との英会話でしっかりした英語が身に着くかどうかという事をお話ししていきます。
目次
英語はネイティブと学ばないといけない?
私は通っていたのはセブ島の学校で、0円留学という制度を使って留学しました。
1日の中で4時間マンツーマンレッスンを受けて、4時間仕事をするというシステムです。
単純に私は1日のうちで4時間英語を勉強してた(話していた)という事になります。
留学前の私の英語力
中学生レベルの英語力はなんとなくありました。
「過去完了はhaveと過去進行形を使うやつでしょ」レベルです。
ただ、それを話すときや聞くときに使える訳ではなく、
入学初日の英語レベルテストの面接で、What’s your name?も聞き取ることが出来ないレベルでした。
(もちろん、それを紙に書かれれば分かりますよ!!笑)
実感した英語の伸び具合
1カ月目(4週間)
ここでは、中学生の頃のおさらいをしっかりしたという感覚でした。
ちゃんとわかっているようで忘れていたりしらなかった文法などを再度教えてもらいました。
授業はすべてマンツーマンレッスンなので、私のレベルに合わせて進んでくれます。
難しい複雑な事を説明されると、全然理解できなくてまったく授業が進まなかったこともあります。
ただ、英語を自分の口から発することに対する恐怖はなくなっていました。
とりあえず何か言って、伝えようという精神は築くことが出来ました。
2ヵ月目(8週間)
だいぶ英語を聞き取る事にも慣れていて授業がまったく進まないという事もなかったですし、
お店での注文など、外で英語を話すことにも抵抗も支障もなくなってきました。
先生とジョークを言い合う事も出来るような感じになって来ました。
3ヵ月目~6ヵ月目
3ヵ月以降、実感として英語が伸びた実感がありません。
ただ、2ヵ月目よりかは格段に成長していて、このころは、授業そっちのけで先生とずっと恋話ができるくらいの英語力にはなっていました。
ただ英語の映画を見ても何を言っているかは全く分かりません。
どれくらいの英語の伸びが見込めるか
もちろんこれには個人差があり、どれくらいの量勉強するか
どれくらいのレベルでセブに行くかにもよります。
しかし、フィリピン・セブ留学で見込めるのは
- 英語を喋ることに対しての恐怖感の払拭
- とりあえず、言ってみようという精神
- 相手が言っている事を聞くコツをなんとなく得る
くらいのレベルです。
オーストラリアで1年のワーキングホリデーを終えた後にセブ島留学に来た子がいましたが、その子の意見としては
「あまり役に立たなかった」と言っていました。
ある程度喋れる人にとっては、成長の場とは言えなそうです。
英語を0からスタートする人には最適のセブ島留学
では、上記のレベルに到達するだけならセブ島留学は無意味?
かというとそうではありません。
私がオーストラリアに行って感じたことは、欧米の方々は
英語を喋れない(=喋らない)人に対して、人々は割と手厳しいです。
喋れないから喋らないのに、喋らないのはやる気がないから、私に興味がないからと冷たくされることもあります。
片言でも、むちゃくちゃな英語でも、喋ろうとする人に対しては暖かく迎えてくれます。
英語に今まで触れたこともない人にとっては、頭の中にある単語でもそれを文章にして言葉にするのに一苦労ですし、勇気がいります。
その、英語を口に出す精神・勇気を養える訓練が出来るのがセブ島留学です。
フィリピン人の人柄
しゃべろうとする精神・勇気が養える事の大きなポイントはフィリピン人の人柄です。
彼らは本当に陽気で明るい人たちです。
そして、日本に対して友好的な意識・憧れを持ってくれている人が多いです。
また、彼らにとっても英語は第二言語なので、英語学習者の気持ちを分かってくれます。
話せないから、言葉が出ない・無口な私たちにも
話そう!仲良くなろう!と必死に寄り添ってくれます。
そのおかげで、「分からないけどちょっと言ってみようかな?」
と、英語を話すこと・英語を間違う事の恐怖を払拭してくれます。
フィリピン人の英語力
フィリピンはアメリカの植民地であった事があるという歴史背景から、
小学校~大学の授業はすべて英語で行われます。
なので、基本的に小学校以上を卒業した人は英語が喋れます。
また、フィリピンで売られている本や上映される映画はすべて英語です。
それを問題なく理解する彼らを見れば、英語を教えるにあたって十分な英語力があることは分かります。
もちろん、彼らの英語を聞くとフィリピン人と分かるような、フィリピンなまりの英語を喋る人が多いですし
アメリカ人やイギリス人が喋るような、ネイティブだけが使う言い回しは会話の中ではあまりでてきません。
しかし、フィリピンへ留学するにあたって大切のなのはなまりではありません。
話す事を怖がらなくなる事が一番の目的です。
もしもあなたが、なまりのないよりネイティブに近い英語を学びたいという段階ならば
フィリピン留学はおすすめしません。
しかし、何事にも段階があって英語学習の最初のステップは
話し始める事・聞けることです。
ここをクリアしてから、発音・なまりの矯正に入るのが英語習得の近道です。
留学前の事前学習
英語をどの程度勉強していけばいいか
フィリピン留学に出発する前に、ある程度英語が出来たほうが、
もちろん最後の執着地点のレベルもあがります。
私が事前にしておけばよかったな、と思う事は
- 中学生までの英語をしっかりおさらい
- 英作文の練習
まず、英語学習の全ての根源になるのは
中学生までに習う英語の文法です。
これは出来るだろうと思っていましたが、抜けも多く
ここを解説してもらうのにだいぶ時間を費やしました。
つぎに英作文の練習。
喋るときに頭がどのように動くかというと
日本語で何を言いたいか考える→英語に直すという作業が発生しますね。
これに慣れてくると、変換する時間がどんどん短くなっていって、そもそも日本語で考えなくても大丈夫になって来ます。
これは慣れです。
なので、できるだけ早くから慣れ始めたほうが成長は早いです。
最後に
英語レベルが0の人、英語を喋る環境に入ったことがない人にとっては
セブ島留学は大きな第一歩になります。これは本当に大事な1歩です。
しかし、大きな初めの一歩以上になるのは若干難しい環境でもあります。
それは、フィリピン人がネイティブスピーカーではない事と
授業以外で英語を喋る環境を作るのが難しいという事があります。
もちろん意欲的に外に出て日本人となるべく関わらないようにフィリピン人の友達を作っている人もいましたが、そんなのは稀です。
やはり、同じ部屋になったルームメイトの日本人たちと濃い時間を共にすることは避けられません。
したがって私は3ヵ月以上の滞在は不要だと考えていて、
ましては1カ月でも十分なのではないか、と思います。
しかしフィリピンには見ておいたほうが良い素晴らしい景色がたくさんあります。
それらをみるために、長めに滞在ということもなしではないでしょう。
自分の予算や予定と相談しながら、この記事を参考に検討してみてください♪