こんにちは、あるぱかです。
かんたんに私の自己紹介をします。
- 高校生までは、英語がめっきり苦手で、テストは毎回赤点。
- ただ、英語には興味・あこがれがあり。
- みんなすぐ退職してるのにストレスためて就活する意味が分からず、就職をせずに憧れの海外生活を決意。
- 英語力ほぼ0でフィリピンの語学学校へいく
- 英語が出来た気になってオーストラリアへ渡豪。
- 英語がまったくできず、四苦八苦→やっと英語を自ら勉強し始める。
そこから、オーストラリアで3年間程生活しました。
はじめは本当にやみくもに勉強をしていました。
よくある「聞くだけで話せるようになる」CDを聞いてみたり
英語で映画をみてみたり
ひたすら単語を覚えてみたり・・・・
しかし、このどれもが実生活の会話の中では何も生かされませんでした。
ここで私は、「勉強したものを生活に生かすんではなくて、生活で使えるものから勉強をはじめないと」と気付きます。
当たり前のことですが、これを意識して勉強を出来ているひとはなかなか少ない気がします。
生活で使える英語を積極的に学び始めると、一気に英語力が伸び始めました。
その理由を簡単をプロセスで説明すると
- 生活で使える英語を学ぶと、実際に使えるタイミングが多い
- アウトプットが出来ると頭に入る
- カタコトながらも言いたいことが伝えられるようになり友達が出来る
- 会話の練習ができる
- 生活内の単語以上の単語も徐々に学んでくる
という経緯をたどりました。
つまり、私の言いたいことは使える英語から学び始めないと、
使えない→「伸びない・・・」→挫折につながります。
この記事では、この挫折に繋がる間違った勉強方法を3つ紹介します。
目次
突然リスニングを勉強始める
もちろん英語に耳をならすことはとても大事です。
しかし、まだ「英語が話せるようになりたいなあ」という段階のあなたは突然リスニングに本腰入れても挫折します。
わたしも最初はリスニングの勉強からはじめました。
みんなリスニングからはじめるイメージだったから。なんとなくです。
しかし聞いても聞いてもリスニングが伸びているようにかんじませんでしたし、伸びないじゃん、とへこむだけでした。
脳が英語に反応するのに時間がかかる
例えば、ネイティブスピーカーの人に突然英語で話しかけられた時全然なにいっているか分からなかったけど、それを文字に起こして、よくよく時間をかけて読んでみると分かったりしませんか?
その原理と同じで、本当は理解はできるんだけど、それに脳が反応して、理解するのに時間がかかっている状態です。
理解に時間がかかるので、もちろん「会話」のスピードの波には乗れません。
知識はあるけど体が覚えてない状態。
それをある程度、脳が速いスピードで反応するように英語に慣れてくると、英語が聞き取れるようになります。
慣れるまでは、いくら聞いたって「一言も聞き取れなかった・・・」で終わるんです。
わたしの実体験では、全くそんなことはありませんでした。
いくらネイティブの話をずっと聞いていても、リスニングのCDを聞いてみても何も進歩を感じませんでした。
しかし、あることをすると、一気にリスニングが出来るようになったんです。
話すことの勉強
とりあえずリスニングを諦めた私は、「なんて言っていますか?」とか「〇〇ってどういう意味?」を連呼すればいずれは理解できるでしょ!だったら先に話す力をつけよう、思い始めます。
これが、正解だったのです。
話すことを練習=頭なの中の日本語を英語に直す=英作文です。
私は英作文の練習をする参考書を購入してひたすらやりこみました。
わりと身近な文章が日本語で書いてあって、それを頭の中でぱっと英語に直す、という訓練ができる参考書です。
すくなくともこれを3回通りくらいすると、ほとんど考えなくても、頭に日本語が浮かぶのと同時くらいに英語もうかんでくるようになりました。
文章の組み立てのコツ・英語のコツが身についてきたのを実感してきました。
この実感を得られたのと同時くらいに、急にリスニングの力がついてきたのです。
文章のなりたちの感覚がついたので、頭で相手の言っていることも文章として頭の中で予測出来たり、早く処理できるようになったのが理由だと思います。
このように、やみくもにリスニングを勉強するのではなく、まずは英語の感覚を先に体に叩き込むと、リスニング力ももれなくついてくるのです。
ここまでレベルがあがって、やっと、リスニングCDや映画をみて効果が出てきます。
一応、私がお世話になった、ほんとうにこれさえあれば、世の中の日本人みんな話せるようになるのに、どうしてみんな持ってないの!?と疑問に思うくらい役に立つ参考書です。
森沢洋介さん著/どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
シリーズ化されて、何冊かありますが、英語の文章を作る感覚は1冊で十分にできるので、1冊をやりこみましょう。
単語帳を覚えるのは時間の無駄
英語の勉強といったら、単語帳が必須ですね。
トイック受験や、センター試験においては、確かに単語帳での勉強は必須です。
しかし、話すことを目標としたとき、単語帳の単語をひたすら覚えることは
まじで時間の無駄です。
単語帳の単語は覚えても使えない
もうほんとうに、これに尽きます。
単語帳の中で、なんの脈略もなく突然ぽんっと出てきてそもそも覚えるのも難しいし、それをさらに使える単語にするのは本当に難しいです。
なぜなら、英語はニュアンスで覚えなければいけないから。
どういう事かというと、名詞には明確な相当する単語が日本語と英語にはあります。
犬=Dog
友達=Friend
のように。
しかしそれ以外の言葉に関しては、英単語をたった一言の日本語で表現することはできません。
例えばHaveという単語
単語帳には、「所持する」と載っていますが
朝食をとるのもhaveだし、ペットを飼うのもhaveです。
また、Considerという単語
→英単語帳には「熟考する」とのっています。
そんな言葉、日本語の会話ではあまり使いませんよね。しかし英会話のなかではとてもよくつかわれる単語です。
Consider はめっちゃよく考える(検討するというニュアンスで)という意味で使われます。
あなたの事をずっと考えていたの・・・(恋愛のあまい時期)といような、想像に近い「考える」ではなく、行くか行かないかなど現実問題を考えるような時に使われます。
このような感覚は単語帳ではよくわかりませんよね。
だから、使えるわけもないんです。
自分が生活で出会う単語から覚えていく
私は日記を書きました。
向こうから突然出てきた単語(単語帳のなかで)ではなく、こっちから出会いに行った単語を覚えるためです。
まず、日本語で日記を書いてみます。練習の為なので、本当に細かいことまで。
例えば、
とか。
この場合、使い切るはrun out とかuse upというんだ・・・
参考 使いきるって英語でなんて言うの?DMM英会話 英語でなんてuKnow?※このサイトは本当に使えるのでブックマーク必須です。
父さんに腹が立ったのはなんていう?
参考 腹が立つDMM英会話 英語でなんてuKnow?
と、自分の単語にしていきます。
このようにして覚えた単語は比にならないほど頭に残るし、応用もきくし、実際使える単語になります。
日記で書くような単語はもう、だいたいわかるなあというレベルに達したら、いろいろなトピックをきめて文章を書いてみたりしていました。
- うちの家族について
- 日本の生活保護制度についてどう思うか
- 日本の正月について
このように、自ら出会いに行った単語から覚えるようにしてみましょう。
細かいことを気にしない事
最後にとっても大事なポイント。
細かいことを気にしない事
たとえば、わたしも日本語を勉強している外国人の友達に聞かれて日本人の私でも分からない事がよくあります。
「なんで、1ぽん、2ほん、3ぼん、4ほん・・・」数字によってほんの言い方違うの?」
・・・わからん!そうなもんはそうやねん!!
英語でもよくあります。例えば、わたしがもしあなただったら・・・と言いたいとき。
If i were you…といいます。
あれ?If i was you じゃないの?と思いました?
これも、そうなんです。もう、もし私があなただったというときはif i were youなんです。wasやなく。
伝わればいいんです。
だから、こういうところにいちいち引っかからずに「そうなんだ!」で次に行きましょう。最悪If I was you でも伝わりますから。
伝えることにフォーカスしましょう。
まとめ
オリンピックが1年先延ばしになって、おうち時間が沢山ある今
英語の勉強をはじめた方もいるのではないでしょうか。
海外に行った私が、経験したうえで言えますが、日本にいたって英語は習得できます。断言します。
この記事を参考にしながら効率のいい英語学習が出来る事を祈ってます!
がんばって!